
Des anges attendent les morts
ある日、空から真白の天使が落ちてきた
名も持たず、自我もない天使は、空へ帰ろうとした
けれど、その背にある翼は動かず
いくら飛ぼうとしても体は宙に浮かばず、彼女は帰るすべを失ってしまった
そんな彼女に、声をかける人がいた
「名を持たぬというならば」と、その人は彼女に名前を与えた
Giselle ― ジゼル
名を呼ばれて返事をする
たったそれだけのことなのに、気づけば彼女の頬に笑みが浮かんでいた
皆様こんにちは✨️✨️
フォトグラファーの長谷川です💕
プロローグはいかがでしたでしょうか?
本日は、まるで物語のような、キャンペーンプランの天使の詩をご体験いただいたお客様をご紹介いたします(ˊ˘ˋ* )♡
絵画のようなGiselle-ジゼル-に変身してくださいましたので、ぜひ最後まで素敵な天使様の物語をご覧くださいませ(〃∇〃人)
笑顔を浮かべた自分に、彼女は驚いた
こんなふうに感じたことはなかったからだ
はじめての心に、彼女は戸惑った
戸惑う彼女を優しく見守り、そばにいてくれたその人に
やがて彼女は恋をした
その想いは、彼女にとって何にも代えがたい宝物となった
自我を持たぬ真白の天使は、その時、愛を知ったのだった
ある日、いつもの場所に現れたその人は
ひどく暗い顔をしていた
「もうここには来られない」と話すその人に
彼女は、悲しみと寂しさの心を知った
それでも、彼女の想いは変わらなかった
「また会う日まで、ここで待つ」と彼女は誓った
必ず会いに来る――その言葉を信じて
それから、幾つもの季節が過ぎていった
待てど暮らせど、その人は約束の地へ現れなかった
その人は、約束を破ったのだろうか
そもそもなぜ、あの人はこの地を訪れていたのだろうか
その人は病を患い、短き間この地に身を寄せていた
会えなくなるのは、元いた場所に帰るためだった
彼女は、その話を聞いていた
けれど、何も理解してはいなかったのだ
天使と人の違いを、彼女は知らない
無垢なる天使は、今も待ち続けている
いつか、あの人が戻る日を夢見て
ただ一人、思い出の場所で――
絵画「Des anges attendent les morts」
誓いを立てた あの日から
私は ひとり ここにいる
翼はあれど 飛び立てず
空虚な日々を ただ過ごすだけ
それでも 私は待っている
あなたと過ごした あの記憶とともに
愛を教えてくれた たった一人の人
あなたが この場所へ戻る日を
いかがでしたでしょうか?
儚くも美しい天使様の物語でございましたルン(*’∪’*)ルン♪
ぜひあなただけの物語をつくりにお越しくださいませ✨️✨️
皆様のご体験をお待ちしております💕💕
♺Revival♺–天使の詩–テンシ ノ ウタ
期間:2025年6月1日(日)~2025年8月31日(日)
¥ 29,500
(税込 32,450円)
ブース: グランジガーデン
撮影: 約30カット
お渡し: 現像修正データ3枚
スモークマシン使用