廓言葉と舞を手に
ある夜江戸の華やかな街に、一人の少女がおりました
作法を覚え、知識を蓄え
そうして身につけた、廓(くるわ)言葉と、舞を手に
いつしか彼女は、花魁と呼ばれる存在になっておりました
「ようこそ、おいでくんなまし」
皆様こんにちは。
日々お客様のお写真を見ながら妄想を膨らませている、フォトグラファーの長谷川です💕💕
プロローグはいかがでしたでしょうか。
本日は浮世スタイルをご体験くださった、海外のお客様をご紹介いたします( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
物語の主人公のような素敵な変身をしてくださいましたので、私の妄想物語を少しだけお裾分けしちゃいます✨️✨️
それでは物語の世界へ、どうぞいってらっしゃいませ (♥︎︎ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

右も左もわからなかった、あの頃の彼女はもういない
江戸一番といわれた舞は、努力を惜しまず励んだ賜物
彼女が舞えば、誰もが足を止め、皆目を奪われる
扇からのぞく眼差しが、彼女の武器
今宵も美しく舞い踊る

ある時、ひとりの客が彼女にこう聞いた
「大事に思うものはいるのか」
周りのものは皆、聞き耳を立てる
彼女は何を思っているのか、はたして誰を選ぶのか
すると彼女は笑みをたずさえ、歌うように呟いた
「My heart is always with him」(私の心はいつも彼と共に)
異国の言葉に戸惑う周りに、再度彼女は笑いかけ
「わっちは馴染みの皆様が、一番大事でありんす」
そう言葉をこぼすことだろう

彼女の本心は、周りの誰にも分からない
彼女の心を射止めた彼は、今は果たしてどこにいるのか
それはきっと彼女だけが知っている
秘密を着飾り美しく咲く
彼女はまさしく花魁という”華”なのだ
そんな彼女は扇片手に、今日も可憐で甘美な舞を見せてくれることだろう
「ようこそ、おいでくんなまし」
いかがでしたでしょうか。
思い思いのストーリーを妄想するのも、変身写真の楽しみのひとつ(´罒`*)ニシシ♡
お江戸の主人公に、皆様も変身してみませんか💕💕
皆様のご体験をお待ちしております(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
お渡し: 現像修正データ3枚
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